AIfIAについて

AIfIA設立の趣旨

アシロマ情報アーキテクチャ研究所(The Asilomar Institute for Information Architecture、略称:AIfIA)は共有される情報環境のデザインを推進する役目を担う実践的研究学会です。私たちは、人々とアイデア、コンテンツ、ツールなどを結びつけるグローバルなコミュニティ基盤を支援します。私たちは、研究、教育、支援活動およびコミュニティ・サービスを通じて、情報アーキテクチャという領域の長所を促進し、関連する専門領域や組織への懸け橋を作ります。

AIfIAは、自らの知識や経験を自ら提供することをいとわない熱意ある多国籍な人々によって設立され、関連する専門領域や組織への懸け橋を作ることを目指しています。また私たちは、研究、教育、支援活動および、コミュニティ・サービスを通じて、情報アーキテクチャーの現状改善に協力してくる全ての人々の参加を歓迎しています。

情報アーキテクチャの定義

AIfIAは情報アーキテクチャを以下のように定義しています:

  1. 共有される情報環境の構造デザイン。
  2. ユーザビリティとファインダビリティを支援するために、ウェブサイト、イントラネット、オンライン・コミュニティ、ソフトウェアのラベリングと組織化を行うアートとサイエンス。
  3. デザインと建築の原理原則をデジタルへ持ち込むことに注目した、実践的な新しいコミュニティ。

これらの定義が最終的なものかと言われれば、そうではありません。私たちの手法は新しく、まだ形成過程にあります。その中心となるアイデアが明らかなのは確かですが、その境界は曖昧です。この曖昧さが、より深く思考しさまざまな観点から探求する、という課題を私たちに投げかけています。

情報アーキテクチャの価値

情報アーキテクチャの実体は得てしてつかみにくいため、私たちの「目に見えない仕事」はしばしば誤解を受け過小評価されます。AIfIAでは、特に情報アーキテクチャに対する認識の浅い環境において、その測定基準を定義し価値を示すことの重要性を説いています。

私たちは、以下のようなコストと価値の提案に焦点をあてて取り組みます:

情報アーキテクチャの真価を高めるような、より説得力のある事例作りのため、研究者やIA実践者が自身の経験やデータを共有してもらうよう推奨していきます。

AIfIAの役割

情報化時代が進むにつれ、ビジネス、市場、そして社会は、変幻自在に結びついたネットワーク型のものに変容してきています。今日のインターネットは、明日のユビキタスなコミュニケーション基盤を暗示しています。このすばらしい新たな世界の構築には、クリック&モルタル(※)の物理構造ではなく、デジタルな情報構造とソフトウェアに注目した新しい形のアーキテクチャを必要としています。人々がより多くの時間を、この情報共有空間で費やすにつれ、より良い検索、ナビゲーション、そしてコラボレーションシステムを必要とし、求められるようになるでしょう。Asilomar(アシロマ)という言葉は「海からの避難」を意味するスペイン語です。これは「混沌とした情報の海における避難所を提供する」という私たちの意図でもあります。

※ブリック&モルタル:実際の店舗を表す言葉

対象者

AIfIAは、以下のグループを対象としています:

多国籍なメンバー

さまざまな言語や文化を繋ぐ掛け橋として、国際的なメンバー構成を築くため常に努力しています。これまでのところ、以下の国からメンバーが参加しています。:

AIfIAの活動

AIfIAは新しい組織であるため、活動範囲はまだ十分に定義されていません。以下の活動予定から、今後の方向性をご理解ください。

最後に、アニュアルレポート(2002-2003)をご覧下さい。私たちAIfIAの初年度の運営達成内容についてご理解頂けます。

“ファインダビリティは内容に限定もありません。ましてウェブに限定されるものでもありません。ファインダビリティとは、人々が欲しい情報を見つけるのに役立つシステムをデザインすることなのです。”

— ピーター・モービル、ファインダビリティ(見つけやすさ)の時代、 Boxes and Arrows